純正ジェットをネットで調べてたら、
ミクニの販売代理店に行き着き、まだ在庫が有りますとの事で、早速注文しました。
純正品のNJ177ーOー4とJN5L01です。
ついでにMJ220も、PJ30は廃盤でしたが、スクリューで調整できるのでまぁ良いかなぁ

うちのW3にはNJ177ーOー5が付いていましたが、とりあえず組み込んで試走しました。

うちのキャブは標準設定だと若干薄い傾向なのですが、純正ジェットパーツ類に交換できたので
とりあえず基本の標準設定から開始します。
JNのワッシャー は中間、PSは標準初期セッティングの全閉から3/4開きから始め、
これで普通にアイドリングはするし走行できました。

ここから自分好みのエンジンフィーリングに合わせていきます。
時速40キロ位~からアクセルをガバッと開いてノッキングが出ない時のPSの回転位置を薄くしたり濃くしたりして見つけておきます。

調整時は左右キャブ同量に1/8回転づつ位の回し量で行い
ノッキングの出ないぎりぎりの回転位置の薄目側の調整します。

ノッキングが出ない状態でPSの回転位置が決まったらプラグを確認してみます。
これで良い焼け具合だったら良いのですが、
うちのはノッキングが出ないところまで調整したら真っ黒に煤けてしまいました。
この時点で左右のプラグの状態が違っていれば、薄い方を濃い側にPSをいじって合わせておきます。

プラグB7ES、若干左が薄い

プラグを綺麗な物に交換します。
今度はJNのワッシャーを一段下げ中低速を濃くして、あらかじめPSを1/6回転左右キャブ開き低速域を少し薄くしておきます。
ノッキングが出ない薄いぎりぎりの所をPSを回転させ調整し、大抵はPSを開く側に回転させ、
およその回転位置を見つけておきます。

再度綺麗なプラグに交換して、10キロほど試走し、出来れば陸橋等の坂道で負荷をかけてノッキングが出ないか等も試します。

プラグを確認して碍子が真っ白だったらPSを締め濃く、真っ黒に煤けていたらPSを開き薄くします。

アイドリング~低速~中速域でエンジンがスムーズに回る様にPSで調整ができたら、左右のプラグの焼け具合を左右キャブのPSを微調整して左右同じ焼け具合の煤けるぎりぎりまで濃くして、微調整をしています。

プラグB7ES
でこんな感じでPSは1/8回転ずれても変わってしまう微妙な所です。
アイドリングから走行時まで安定したエンジン回転になりました。
普通ならこれで終わりなんですが、自分の中ではもうちょっと🤏ね!
FullSizeRender

同じセッティングでB6ESにすると碍子が白いですね、もう既にPS全閉からどれくらい開いたのか分からなくなっています(~ ~;)
ちょっと左側が薄い感じかなぁ〜
FullSizeRender
プラグをB6ESに交換したら、煤ける直前までをPSで微調整して若干濃い目にしてキャブ調整の終了です。
0~40キロ走行エンジン回転2000回転以下の走行でガク付く時はPSを1/12づつPSを締めて走行しやすい位置を見つけます。

燃費はともかく走って気持ちの良い感じ?
走行中ラフにアクセル開けてもエンジンが頑張って回って速度が後から伸びていく感じ
ん~表現が難しいですが、
ちなみに調整時は、プラグの番手6と7番を3組ほど持ち歩き、もちろん綺麗な状態の物を
取り替えながら使っています。
基本セッティングは、B7ESを使い調整して更に濃い目に乗りたいので、
最後はB6ESにして微調整している感じです。
若干燻りぎみが走っていて良い感じがします。
始めからB6ES使えばいいじゃん!なんて言われそうですね;(^^;

W海苔の方々は色々な独自の調整方法がありますが、こんな方法がいいよーなんて教えていただけると
嬉しいです。

キャブ調整の前準備として、
実油面調整、ポイント点火時期調整、アイドリング時のバキュームゲージ同調は必須ですね、
なんか去年もこの時期同じ事をやっていた様な?
なのでもうちょっと詳しくしてみました。

自分に合った走行フィーリングを目指すのもキャブ車の楽しみです。;^_^V
奥が深いなぁ~